帯広畜産大でデントコーンを収穫!収穫で感じたスキーポンの「効果」

アクプランタ国内事業担当の笹原です。9月29-30日の2日間、スキーポンを施用したデントコーンの収穫作業をするため、北海道の帯広畜産大学に行ってきました。

デントコーンは、牛や豚など家畜の餌に使われることの多い作物です。アメリカでのスキーポン販売事業においても、重点作物に位置づけられています。また現在、気候変動による熱波や乾燥によって、生育に深刻な影響を受けています。

 

そうした背景もあり、「スキーポンがデントコーンにどのような効果をもたらすのか」に関するエビデンスを増やす意味でも、日本のデントコーンの一大産地である北海道で実証実験を行う意義は大きなものがあります。

帯広畜産大の実験圃場のデントコーンは今年5月、2種類を試験圃場に植えました。6月にスキーポンを根元に散布し、その後、生育や収量が通常栽培と比べてどのように変わったのかを調べます。

 

同大の研究者によると、今夏の北海道はほかの地域同様、気温が高かったためにデントコーンの生育状況は芳しくなく、通常栽培の圃場では収量が低くなったそうです。「スキーポンが貢献できる余地がある!」と改めて思った次第です。

収穫作業は、弊社アルバイト1人と連携企業から1人、そして金CEO、笹原の4人が参加しました。まるまる2日間かけて、スキーポンを施用した2区画と通常栽培の1区画のデントコーンをそれぞれ3反収穫しました。

 

3m近くあるデントコーンを刈るのは一苦労で、腰が痛くなりました。その後、収穫した何百本ものデントコーンの草丈や重さ、そして実の重さを1本ずつ測るという気の遠くなるような作業を経て、データを取得しました。


データは現在解析中ですが、スキーポンの効果は、収穫しただけでも分かるくらい実の重さに現れていました。どんな結果が出てくるのか、今から楽しみです。