会社概要
- 会社名
アクプランタ株式会社 (英文名 Ac-Planta Inc.)
- 所在地
- 本社
〒113-0034 東京都文京区湯島2-16-9 ちどりビル3F - 東工大ラボ
〒226-8503 神奈川県横浜市緑区長津田町4259 東京工業大学J3レンタルラボラトリー516号室
- 本社
- 電話番号
03-4405-1625
- メールアドレス
info@ac-planta.com
- 設立年月日
2018年2月7日
- 代表取締役
金 鍾明(Kim, Jong- Myong)
- 事業内容
- 乾燥・高温・塩害耐性を備えたバイオスティミュラントの研究開発、製造及び販売
- 農業用資材、芝生用資材、園芸用資材、森林用資材、緑化用資材の製造及び販売
- 植物工場や農場での節水等システム管理
- 受賞歴、競争的資金採択歴
- 文京区大学発ベンチャー支援事業 2020年認定「植物の乾燥・高温耐性化バイオスティミュラント資材」
- 「科学の力で緑を守る “Skeepon”」 テックシリウス2020 特別賞および関西電力賞
(主催:合同会社テックアクセルベンチャーズ)
https://www.techaccel.co.jp/techsirius2020/ - 三菱UFJ技術育成財団 研究開発助成金 2019年第1回「安心安全な植物環境ストレス超耐性 化剤の開発」に採択 (主催:三菱UFJ技術育成財団 )
http://www.mutech.or.jp/whatsnew/pdf/2019-1josei_list.pdf - 第6回アグリテックグランプリ 最優秀賞「酢酸を用いた植物向け高温・乾燥対策用バイオスティミュラント資材(植物活性剤) 」(主催:株式会社リバネス)
https://lne.st/2019/09/17/atg2019-result/ - 2019年食と農とくらしのイノベーション 第1回JAアクセラレーター優秀賞 酢酸の力で植物を環境ストレスから守る資材「Skeepon(スキーポン)」(主催:農林中央金庫、JAグループ、株式会社 01 Booster)
- 2018年度 理化学研究所環境資源科学研究センター 研究奨励賞
- 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)公募プロジェクト「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発/研究開発項目〔3〕産業用物質生産システム実証」に採択
事業名称:エピジェネティクス代謝変換技術を用いた高集積糖生産システムの実証
CHIEF EXECUTIVE OFFICER 代表紹介
金 鍾明 CEO 代表取締役社長
長崎大学水産学部を卒業後、国立奈良先端大学院大学にて学位を取得(博士:バイオサイエンス)。酵母菌を用いたDNA複製研究を進めるとともに、ミトコンドリア維持に必須のアミノ酸代謝経路を発見した(学位論文)。その後は、UCLA分子生物学研究所にて、酵母菌を用いたエピジェネティクス研究に従事。帰国後、 理化学研究所 植物科学系研究センターにて研究員となる。植物研究分野において、環境ストレスとエピジェネティクスを結びつける研究分野を開拓した。
この研究の成果から、全ての植物が酢酸を利用して環境ストレスに耐性化することを発見。研究成果をいち早く社会実装し、地球温暖化による地球の食料問題と環境問題を解決するため、アクプランタ株式会社を設立し、CEO 代表取締役社長に就任した。東京大学大学院農学生命科学研究科特任准教授を兼任。
Biography 略歴
- 2001年
- 国立奈良先端科学技術大学院大学 学位取得退学 博士(バイオサイエンス)
- 2003年
- カリフォルニア大学ロサンゼルス校 分子生物学研究所 研究員
- 2005年
- 理化学研究所 植物科学研究センター 研究員
- 2018年
- アクプランタ株式会社設立 代表取締役就任、東京大学大学院農学生命科学研究科特任准教授(兼任)
TEAM MEMBERS メンバー紹介
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中坂 高士 COO (Chief Operating Officer)
北海道大学環境科学院在学時に、モンゴルの森林火災を研究する中、環境問題と社会には深い関係があることを目の当たりし、持続可能な社会とは何かを問うきっかけを得る。その経験から、事業を通じて社会課題を解決したいと考え、大学院卒業後は総合商社に3年勤務。
目指す事業を創るには、専門性とグローバルな仲間が必要と考え、日本の有機農家にて住み込みで約1年間農業に従事したのち、オランダWageningen大学でOrganic Agricultureの修士号を取得した。在学中のインターンシップでは、IITA(International Institute of Tropical Agriculture)ガーナ事務所で、バイオイノキュラントを普及する活動に従事。
その後、国際開発やスマート農業に関わる業務を経て、世界の持続可能な社会実現に貢献するべく、アクプランタにCOOとして参画した。 -
工藤 徹 R&D グループリーダー
東北大学大学院農学研究科博士課程後期を修了し、博士(農学)を取得。その後、理化学研究所およびフロリダ大学において、植物の生産性に関わる生化学・分子生物学・生理学・遺伝学的研究に従事。ここでの経験から、明治大学農学部でバイオインフォマティクスへと研究分野を移行する。独自のトマト遺伝子構造モデル構築や、遺伝子発現制御に関わるシス因子の解析などの研究を行った。
その後、腸内細菌系のバイオベンチャー企業に入社。臨床試験データの解析・論文化や研究開発を主な業務としつつも、採用人事や予算管理、製薬業界とのネットワーキングなど広範な業務に関与した。アクプランタでは、研究開発おび情報技術領域(R&D)を担当している。
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イアン・ローソン・デイビス CLO (Chief Legal Officer)/Business Strategist
1997年にMico Teacher Universityを卒業し、教職の資格を取得した後、University of the West Indies で2001年に言語学の学士号を取得しました。 その後、2003年にUniversity of Leedsで法学士を取得し、2004年に Northumbria Universityの司法専門家養成コースを修了しました。
リンカーンズ・イン名誉協会会員で、2004年にはイングランドとウェールズの法廷弁護士資格を取得しました。15年以上の弁護士経験を有し、主に日本の法律事務所や企業で勤務してきました。国内外の企業や商業に関する幅広い案件を担当・支援し、在日アフリカ大使館の法律顧問も数多く務めている。現在は、アクプランタにて法務マネージャー兼事業開発ストラテジストとして活躍している。
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笹原 勇太 事業開発担当
帯広畜産大学大学院資源農学専攻を修了し、その後、北海道農業改良普及員として主に畑作物(小麦・ばれいしょ・テンサイ・豆類)担当として、栽培技術の向上や担い手の育成に関する業務に従事。特に、小麦やばれいしょの施肥体系の確立をメインとして活動を行ってきた。
その後、農薬メーカーに入社。国内営業担当として、生物農薬やバイオスティミュラント製品に携わる。アクプランタでは、営業活動や技術普及など日本国内の事業全般を担当している。
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佐藤 晋一 経営管理
中央大学商学部卒業後、大手監査法人に入所。公認会計士として主に会計監査業務に従事した。同監査法人退所後、マザーズ(当時)上場のIT企業に経理マネージャーとして入社し、経理やIR広報、法務など管理部門の業務に幅広く従事。その後、コンサルティングファームに入社し、主に会計・管理領域の業務改善、システム導入支援業務に携わる。
アクプランタでは、経理、総務や人事労務などバックオフィス業務全般を担当している。
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小柴 共一 特別研究員
北海道大学理学部植物学科を卒業後、東京都立大学にて理学博士を取得し、助手、助教授、教授として研究と教育に携わった。主に、植物ホルモン、植物の環境応答に関する研究に取り組んだ。ワシントン大学(St. Louis校)やフランス国立農学研究所、ボン大学との共同研究など国際的な研究活動も展開した。退官後は同大学の名誉教授として現在にいたる。
これらの研究を通して、植物の環境応答の仕組みの解明が、地球レベルでの環境や食糧問題の解決につながることを意識するようになった。アクプランタ株式会社が、人が口にする酢酸が植物の乾燥や高温に対する抵抗力の向上に働くという科学的な根拠に基づいて事業を展開していること、さらに樹木にも効果がある可能性から地球レベルの環境問題の解決につながると考え特別研究員として加わった。
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一色 映里奈 PR グループリーダー
兵庫県立大学環境人間学部を卒業後、大手人材会社に入社し、教育事業本部で営業とセミナー講師を担当。その後は新聞記者に転身し、産業・経済記者として経営者へのインタビューほか、担当業界である機械、電機・IT、建築・不動産、大学・研究所などへの新製品・技術や投資に関する取材を行う。
その後は、インド現地日系法人で新規開拓営業として働く傍ら、ライターとしても経験を積む。
帰国後はライターほか広報・PR領域にてフリーで活動。アクプランタでは、PRほか社内外向けコミュニケーション業務全般を担当している。