夏の京都でネギを作り続けるために。 ——九条ネギ専門「こと京都」が見たスキーポンの効果

※こと京都池島さん

 

京都市内、亀岡、美山、丹後と産地をつなぎ、年間を通して九条ねぎを届ける、こと京都株式会社。

夏の暑さが栽培の課題となるなか、こと京都の圃場でスキーポンを導入していただきました。

夏を越したネギに、どんな違いが見られたのでしょうか。こと京都の池島さんに、栽培の課題と導入の決め手を伺いました。 

夏の京都市内でも、九条ねぎを育てたい

池島さんによると、京都市内では夏に気温が35℃を超えることも珍しくなく、暑さでネギの生育が止まったり、株が細くなったりすることが課題でした。

「京都市内でも夏場にネギを作れたらと思っています。夏にネギが作れなくて困っている農家さんは他にもいます」

このままでは、京都市内での夏場の九条ねぎ生産が難しくなります。そんな危機感が、スキーポンを試すきっかけになりました。

 

京都市内の圃場で、はっきり出た生育差

本格導入前の試験では、4月の育苗期にスキーポンの250倍希釈液をジョウロで苗に散布し、6月に定植。定植後もより効果を出すために、葉面散布を1回行いました。

生育差がもっとも大きく表れたのが7〜8月で、8月の時点では、スキーポン使用区のネギは無処理区より長く、株全体にもボリュームがありました。一方、無処理区には収穫に必要な長さに届いていない株も見られました。

その差は、9月の収量調査で数字としても裏づけられました。1カゴ当たりの平均収量は、スキーポン使用区が10.2kg、無処理区が8.1kg。スキーポン使用区のほうが2.1kg、約26%多い結果となりました。

こと京都が抱えていた「京都市内でも夏場にネギを作りたい」という課題に、解決の見通しが立ったのです。

決め手は、今の作業にそのまま組み込めること

効果に加えて池島さんが評価したのは、今の栽培体系を変えずに導入できる点でした。

「スキーポンは肥料・農薬の混用にも対応しているので、スキーポンだけを撒きに行くという手間がありません。潅水も減るため、作業労力の軽減にもつながると思います」

育苗期はジョウロで水の代わりに散布し、定植後は葉面散布を普段の防除作業に混ぜて行うだけ。特別な作業を増やす必要がなかったことがポイントでした。

効果と使いやすさの両方が確認できたことで、こと京都は翌年からのスキーポンの導入を決めました。

夏場の高温に悩まされているネギの生産者はぜひスキーポンをお試しください!

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