【ウガンダ訪問その5】想像を超える歓待を受けた農村視察
20日から、メンバーは市場調査と農村訪問のグループに分かれて行動しました。まず、農村を訪問した時の様子から。
農村訪問のグループは今回、ウガンダの西部と北部の地域を回ります。まず向かったのは、西部のHoima県Kihabwemi村とKikuube県Kinenamabale村。首都カンパラから約250キロの場所で、車で5時間ほどかかりました。Kihabwemi村は、今回の渡航にあたり、現地での活動を支援してくださったKAAHWA Tophace駐日ウガンダ共和国大使の出身地域でもあります。
Kihabwemi村にある農場では、すでに作物にスキーポンを散布していて、生育の様子を見せてもらいました。
(左上から時計回りに)1か所目の訪問先、Hoima県Kihabwemi村の農園。急な傾斜地にマツやインゲンマメ、コーヒーが植えられています/100人を超す村の人たちが集まり、金CEOの話に耳を傾けてくれました/腰みのを付けた人たちがダンスで出迎えてくれました/マツの生育を確認し、降りてくる金CEOと農場の方々/昼食のメニュー。魚の丸焼きを用意してくれていました
農場では、コーヒーやインゲンマメ、マツを斜面で栽培しています。山の向こう側にスキーポンを散布したマツの栽培区画があると聞き、斜面をどんどん登っていく金CEO。しばらくすると「散布していない区画と比べて育ち具合がよかった」と、うれしそうな様子で降りてきました。
マツへの散布に関しては、すでに米カリフォルニア州での実証実験で蓄積があります。「そこで得たスキーポンの新しい使い方を、この村の人たちにも伝えたい」と話していました。
2か所目の訪問先、Kikuube県Kinenamabale村。夕暮れの中、たくさんの方々が集まってくださいました
どちらの村も、歓待ぶりは私たちの想像を大きく超えるものでした。赤ちゃんからお年寄りまで、100人を超す方々が集まり、お昼をごちそうしてくださったり、ダンスで出迎えてくださったり。手厚いおもてなしに感謝です。
※今回のウガンダでの活動は、独立行政法人国際協力機構(JICA)の 「中小企業・SDGsビジネス支援事業」に「ウガンダ国干ばつでの植物生育を促進するバイオスティミュラントにかかるビジネス化実証事業」(2026年3月契約終了)が採択されたのを受けたものです。