【福岡】JA青年部会でもらった
秋の「高温」の課題と手ごたえ
国内事業担当の笹原です。
10月18日、第56回JA福岡県青年部大会の講演会に講師として参加し、数百人もの農業の担い手の前で「スキーポン」を紹介しました。様々な農家の方がとつながり、手ごたえを感じたのでご紹介します。
この夏の猛暑で、各地で様々な被害が出る中、スキーポンの効果に期待して、こうした場を作ってくださったことをすごく嬉しく思っています。
講演では、過去の実証実験の結果も交えながら、スキーポンのメカニズムを説明しました。イベント終了後の懇親会では、いろいろな農家さんから声をかけていただきました。
人気のイチゴ銘柄「とよのか」の産地だけに、イチゴ農家さんが多く「今年は気温がなかなか下がらず、暑い日が続いている」と話していました。また「このまま気温が高い状態が続くと、イチゴの花芽の分化が進まず、これから先のイチゴの出荷最盛期が不安だ」とも話されていました。
この高温対策として、スキーポンに関心を持ってくださり「使ってみたいので、産地で実証試験をやってほしい」と、うれしい申し出をいただきました。イチゴで実証実験をするのは初めてなので、当社としてもぜひご一緒させていただきたいとお伝えしました。
このほかにも、レタス農家の方からは「秋レタスの栽培が、この高温続きで生育不全や品質劣化に見舞われている」と伺いました。これについてもスキーポンで解決できるのでは、とご提案させていただきました。加えて「レタス部会でスキーポンの勉強会をしたいと考えている。よかったら来てほしい」とも言っていただきました。
このように様々なお声を聞き、今夏の猛暑による作物へのダメージに対してどう対策をとるのか、農家の方々の課題感を改めて感じました。
今回、講演にすることになったのは、JAグループなどが運営する農業系ベンチャー支援組織「アグベンチャーラボ」が、この大会に出展したためで、その一環として、私たちもスキーポンを紹介させてもらえることになったのです。弊社は「アグベンチャーラボ」が実施するJAアクセラレーター1期の企業に採択されて以来、なにかとお世話になっています。
また、会場では嬉しい出会いもありました。1年前にアグベンチャーラボのスタートアップ企業の紹介動画に出演いただいた、福岡の農家さんにお会いすることができました。当時からスキーポンを使ってくださっていたのですが「効果を実感しているので、知り合いにも紹介している」と伺い、嬉しく思いました。
動画はこちら