【静岡県浜松市】玉ねぎを使ったスキーポン試験の経過観察
国内事業担当の笹原です。
11月29日、静岡県浜松市の農業法人株式会社Veggyさんを訪問してきましたので、ご紹介します。
Veggyさんとは、今回初めて玉ねぎでスキーポン試験を行うことになりました。ご一緒するきっかけとなったのは、静岡県信連様からのご紹介でした。
ご存じの方も多いかと思いますが、玉ねぎは、定植後の干ばつによる影響を非常に受けやすい作物の一つで、弊社としても重要作物の一つとして位置づけています。
Veggyさんでは、9月末にスキーポンを玉ねぎ苗に処理して、植付を行って頂いておりました。今回は、生育状況の確認が訪問の目的でしたが、本年は比較的温かく適度な降雨もあったため、玉ねぎの生育は早くて順調で、収穫も例年より早くなるとの見通しでした。
また、詳しく生育を確認すると、普段、水やりができない圃場の端でも、スキーポンを使用した株は順調に生育しており、ご担当者もスキーポンの効果を実感されている様子でした。
玉ねぎは、本年度より本格的に試験を開始しました。生産者からも要望の多い作物のため、本試験でしっかり結果を残し、全国的にスキーポンのタマネギへの施用を普及させていきたいと考えております。
次回は、12月末に収量調査を予定しています。どのような結果が得られるのか楽しみです。