北海道「オホーツク農協青年部協議会」視察研修@東京で講演しました
国内事業担当の笹原です。
7月17日、東京都内で、北海道の「オホーツク農協青年部協議会」の視察研修で講演をさせていただきました。農業系ベンチャーの支援組織「アグベンチャーラボ」を視察する一環で、同協議会のメンバー約20人が参加、スキーポンを紹介するお時間をいただきました。
同協議会は、北海道東部各地にある農協青年部のメンバーで作る組織で、勉強会や農業振興活動などをしています。この地域は、玉ねぎやじゃがいも、甜菜などの大規模畑作が盛んなので、講演では、こうした作物に適した使用方法などを中心にお話しさせていただきました。
オホーツク地域は、夏は涼しい地域なのですが、最近は気温が上昇し、必要な時に雨が降らないことも増えているそうで、高温と乾燥の対策を模索しているといいます。特に、玉ねぎは昨年、高温障害の被害が起き、品質や収量が落ちたそうです。
こうしたことを背景に、講演を聞いた方々から、次のような質問をたくさんいただきました。
・除草剤との混用は問題ないか?これまで混用で薬害が出た事例はあるか?
・デントコーン、牧草への適用事例はあるか?
・農薬との混用をする際にpHは問題ないか?(Skeeponは酸性なのか?)
・高温・乾燥耐性以外に湿害・冷害耐性などの効果はあるのか?
スキーポンに関心を持っていただき、話を聞くのを楽しみにしていたという声もいただきました。また、メンバーの中には、去年からスキーポンを使い始めた方もいらっしゃることもあり、実際の効果の詳細を発言してくださった方もいました。
今年度もオホーツク地域では、甜菜や玉ねぎ、ジャガイモなどの作物の栽培でスキーポンの実証実験にご協力いただいています。これらの課題を解決するために、試験を成功させたいと改めて思いました。