兵庫県の農業試験場で、大豆の試験進捗を視察
スキーポンの区画で育っている黒豆。夕暮れの光が葉にかかってきれいです
国内事業担当の笹原です。11月5日、兵庫県立農林水産技術総合センターにお邪魔してきました。
いま、同センターではスキーポンを使った大豆の栽培試験をしてくださっています。センターの職員の方が、弊社COOの中坂と以前から面識があったことがご縁となり、スキーポンに関心を持ってくださいました。
同センターとの試験は今回が初めてではなく、2年ほど前から野菜や豆類の栽培試験をしてくださっていて、今年は豆の中でも黒大豆でスキーポンを使っています。
兵庫県の黒大豆は「丹波黒大豆」として知られるブランド野菜です。近年の高温で収量が落ちており、品質の低下が心配されています。農家の皆さんは、対策として潅水するなど様々な対策を練っていますが、それでも高温による被害は続いているそうで打開策を探していらっしゃいます。そんな中、スキーポンが黒豆の生育を助ける手段として使えるのではないかとご相談いただき、試験でその効果をみてくださっています。
7月後半、黒豆の花が咲く時期にスキーポンを散布してもらっており、年末に予定している収穫後、収量と品質を調べていただきます。今回はその中間確認として生育状況を見てきました。
見た目から分かる差はそれほどでもありませんでしたが、センターの担当者は収穫後の収量がどうなるのか、期待を寄せていらっしゃいました。
現在、アクプランタでは米国市場の進出で、大豆を重点作物として推進しています。そこで、国内でも積極的に試験をしてデータを集めているところです。大豆栽培にスキーポンを活用したい農家や研究機関がありましたら、実証試験でスキーポンの効果を試すことができます。ぜひお気軽にお問い合わせください。