【米国】東京ドーム15個分!過去最大作付面積のトマトのスキーポン実証試験を開始

事業開発担当の橘です。4月19-21日の3日間、米カリフォルニア州の農業の中心地であるセントラルバレー地域に金鍾明CEOと、イアン・ローソン・デービスCLOと私の3人で出張しました。トマト栽培でのスキーポンの実証実験を行うことになり、作付け後の状況を確認をするのが目的です。
今回の試験の対象となる圃場は、なんと東京ドーム約15個分(約70ヘクタール)という広さ。弊社の実証実験が行われる面積としては、過去最大です。ここでスキーポンを使わない通常栽培の区画と、スキーポンを散布する区画に分けて生育を比較していきます。
すでに4月上旬、両方の区画に苗が植えられましたが、私が現地を訪問した際には、散布区画の方が根の生育が良いことが確認できました。日中気温は30度まで上がりましたが、夜間の気温は涼しく、生育への影響は出ていないようでした。
今回の大規模圃場での実証実験の結果が、トマト栽培の一大産地であるカリフォルニア州で、スキーポンが普及するかどうかの試金石になると考えています。また、実証実験を通じて、トマトの大規模栽培におけるスキーポンの最適な散布方法を確立していきたいと考えています。
試験の結果は今夏を予定しています。どんな結果になるのか、楽しみにしています。