自社運営の「鎌田圃場」で今季の栽培が本格化!ジャガイモからスタート

研究担当の上西です。アクプランタが自社で運営している「鎌田圃場」で、3年目の今年も様々な作物におけるスキーポンの試験が本格的に始まっています。
主担当は、弊社の特別研究員、小柴共一・元東京都立大学教授。私は前職での経験を活かし、生育方法の検討や観察を一緒にやらせて頂いております。
今シーズンは、2月末にジャガイモを植えて本格的に栽培がスタートしました。今年からは種芋を植える際、スキーポンの処理方法を数パターンに分けて、その効果や違いを調査しています。
加えて、生育途中でスキーポンを追加散布した区画も設定し、その後の各区画のジャガイモの生育状況を観察しているところです。また、5月にはダイズも植える予定です。
昨シーズンは、ジャガイモを定植前にスキーポン処理して栽培したところ、収量などで一定の成果が確認できました。それを受けて、今シーズンは、追加のスキーポン散布を新たに始めます。この試みがどうなるか、今から楽しみにしています。
また、今年からは圃場に携わるメンバーも増えました。昨年から引き続き小柴さん、アルバイトのティモさん。そして、今年からは、研究スタッフのクエンさん、私も入れて、常時5-6人の体制となりました。1人にかかる作業もだいぶ軽減されるのではないでしょうか。
このような機会をいただいたので、実験室と生産圃場をつなげる知見を得られたら、と思っています。