【保存版】スキーポン(Skeepon)の使い方!重要ポイントを抜粋

暑さが本格的になるにつれ、ユーザーの方々から、スキーポンの使い方に関するお問い合わせをたくさんいただくようになりました。暑さや乾燥に強い作物に育てるための、正しい使い方を改めてお伝え出来ればと思います!
そこで、本記事では、アクプランタのホームページにある「よくあるご質問」に掲載されている使い方に関して、項目の一部を改めて抜き出してお知らせすることにしました。作物別の希釈率なども加筆していますので、お役立ていただけますと幸いです。
ご購入に興味が有る方は、お近くのJAや小売店迄お気軽にお問い合わせください!全国のJA及び一部小売店でお買い求めが可能です。
このほかのご質問に関しましては、お気軽に「お問い合わせ」からご質問ください!
■ 散布前
Q: 効果的な施用方法は?
推奨される施用方法
1. 植物の物の大きさ | ・本葉2−3枚よりも大きくなった苗 |
2. 灌注方法
A:定植前の苗の場合
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B:定植した苗 直播した植物の場合 |
・軽く給水する
↓ ・「希釈したスキーポン液がしっかりと 根にいき渡るように散水・灌注」したあと放置し、根から十分に吸収させる (ドボ漬けして根から吸収させてもよい)
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・予備散水する(雨のあとで十分に土が湿った時でもよい) ↓ ・根から十分に吸収できるように、 希釈したスキーポン液を、株元に灌注する。 |
3. 吸収時間 | 夏:12〜24時間
春 / 秋:24時間 |
4. 施用タイミング | ・定植する数日前
・または、高温・乾燥ストレスが来る前に、前もって灌注処理をしておく。 |
Q:乾燥・高温後の使用可否と注意点は?
植物の状態 | 使用可否・注意点 |
ストレスがかかる前、またはストレスのかかり始め | 使用可
(一回の施用で1−3ヶ月効果が持続するため、早めの施用が効果的) |
すでにストレスが進行している場合 | 効果が出にくい/出ないことがあるため、十分に給水して植物を回復させてから使用する。 |
植物が重度に傷んでいる時 | 枯れる可能性があるため、使用を避ける。 |
Q:使用するときの濃度は?
水で250倍〜500倍に希釈して使用してください。
※ 希釈倍率を守って灌注してください。薄すぎても、濃すぎても効果はでません。
作物分類 | 作物例 | 希釈倍率 |
果菜類 | トマト、ミニトマト、ナス、ピーマン | 250倍 |
キュウリ | 500倍 | |
葉菜類 | ネギ、玉ネギ | 250倍 |
ブロッコリー、キャベツ、レタス、白菜など | 500倍 | |
穀類 | 水稲、トウモロコシ、大豆 | 250倍 |
果樹 | ミカン、カキ、ブドウなど | 250倍 |
⚠ 注意事項
- 100倍希釈などの高濃度で使用すると、薬害が出るおそれがあります。
- 傷んだ植物や老化した植物では、枯れが生じることがあります。
- はじめてご使用される場合に少量の苗(5-10株程度)に投与し、翌日に枯れや極端な萎れが出ないことを確認してからご使用ください。
- 極端な萎れが生じた場合、たっぷりの水を与えてください。回復する場合があります。
- 樹木の場合、樹種とサイズによっては吸収に1〜3日程度かかるものもあります。
■ 散布時
Q:散布1回あたりの使用量は?
適切な希釈倍率にしたスキーポン液を、植物の状態や容器に応じて以下の量で施用してください。
タイミング | 方法 | 使用量の目安 |
果菜類・穀類 |
||
定植前(育苗期) | ドボ漬け | セルトレー128穴×1枚:1L以上 |
ジョウロ灌水 | 9cmポット:50mL/ポット、土が十分に湿る程度1〜2L | |
定植後/ 直播苗 | 灌注 | 株元がしっかり湿る程度(多めの水量がより効果的) |
果樹類 | ||
定植前(育苗期) | ドボ漬け/灌注
ポット苗
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ドボ漬け/灌注コンテナ苗
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50ml /大きさ 10cm
300ml / 大きさ 30cm 500ml / 大きさ 50cm
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2L / コンテナトレー(24苗)
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定植後 | 灌注器、イリゲーション、スプリンクラー、バケツまたはホースでの散水
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株元 100ml / 樹高 10cm
株元 300ml / 樹高 30cm 株元 500ml / 樹高 50cm 株元 1L / 樹高 1m 株元 2.5L / 樹高 2m |
📹 使い方
動画(YouTube)
Q:施用のポイントは?
内容 | ポイント・効果 |
根から吸収 | 【根から吸収させること】が重要。施用後は水やりをやや控えめにすると効果がでやすくなります。 |
定植時と高温乾燥初期に1回ずつ施用 | 定植時の施用は、植物の定着を助ける。乾燥・高温時の施用は、植物のストレスを高める。 |
萎れてしまったら |
一見して萎れていても、少量の灌水で素早く回復できる。 |
■ 散布後
Q:効果の期間や散水量は?
効果の持続期間 | 約1〜3ヶ月。※植物の種類や状態、環境条件により変動。 |
散水量の削減 | 上手に使えば、日々の散水量を1/2〜1/3程度に削減。 |
二次的な効果 | 散水時、乾燥ストレスによる萎れからの回復がスムーズに。 |