【米国出張】シリコンバレーで考えたこと

海外事業担当の橘です。11月のはじめ、アメリカ・シリコンバレーに出張してきました。


今回の出張の目的は、米国に起業家を派遣するプログラム「Harvest Horizons –Agri/Foodtech to North America」の現地プログラムや、アグリ系カンファレンス「Global Impact Summit」に参加することでした。スタートアップ側の参加者は、日本から弊社を含む5社のほか、欧州、カナダ、オーストラリアの関係者が集いました。イノベーションを促進するために大企業や政府関係者とつながり、関係を築くことも目的の一つです。

現地プログラムの主な目的は、米国市場でどのようにアグリテック企業が成長していけばいいのかを考えることです。顧客のニーズを踏まえてどう製品を改善していけばいいのか。どのように投資家とコミュニケーションをとっていけばいいのか。スタートアップの新しい技術を、大企業がどのようにして取り込んでいるのか。そのようなテーマを、企業訪問や講演を通じて学んできました。

話を聞きながら印象に残ったことが、二つあります。

一つ目は、顧客に合わせて、いかに明確でわかりやすいストーリーを作るかが大事だということ。二つ目は、アメリカ市場に足がかりを作るための拠点を設け、人脈を構築することの重要性です。ドライなイメージのある米国市場ですが、やはり「ストーリー」と「人脈」という密な関係が求められるのだと改めて思いました。