【インタビュー】京都のきゅうり農家、葉焼けが改善。夏でも収量確保

アグリイズムキムラ代表者 木村幸典さん(京都府)

京都府のきゅうり農家・木村幸典さんは、3反の畑で、きゅうりを栽培しています。

スキーポンを知ったのは3年ほど前。夏場に高温が続くようになり、きゅうりの葉がしおれたり、葉や芯が焼けたように茶色に変色する「葉焼」や「芯どまり」による生育の悪化や収量の減少に悩んでいました。

そんな中、たまたまネット広告でスキーポンを知り、被害を少しでも抑えたいと、使い始めました。

 

6月に定植するきゅうりの苗に、500倍に希釈したスキーポンを潅注で処理し、ハウスに移植しています。最近では、定植のさらに2週間後、同じ希釈濃度で潅水に混ぜて散布しているそうです。

「スキーポンを処理した区画と、そうでない区画は、葉焼けしているきゅうりの株数が明らかに違う」と木村さん。「葉焼けは光合成に影響してくるので、その後の生育が全く異なります。したがって、実のなり方も、全然違う。スキーポンで処理されたきゅうりのほうが、明らかに育っています」と嬉しいコメントをいただきました。

「何もしないと、夏のきゅうりは、春や秋のきゅうりと比べ、収量が半分以下に落ち込み、時には経営が成り立たないくらいの減収になってしまいます。でもスキーポンを使うと、秋や春に定植したきゅうりと変わらない収量で出荷できるので、スキーポンの購入費ときゅうりの収入を比べても、費用対効果は高い。コストはしっかり回収できています」と話してくださいました。

 

地球沸騰化の今、夏の作物の栽培が厳しい状況になっていますが、木村さんは「夏場もしっかり収穫できるよう、これからもスキーポンを使いたい」と話しています。