米カリフォルニア州で研究員が圃場を視察。試験対象が果樹にも拡大

研究員の平井です。

6月14日から1週間ほど、米カリフォルニア州に出張してきました。目的は、農家や試験委託企業、研究機関が実施している、スキーポンの実証試験の圃場の視察です。社員3人と、州内の10か所以上を回りました。

現地の気温は40度に達するほど。そんななかで、トマトなどの作物が栽培されています。トマトは通常、35度以上になると植物にストレスがかかり始めるとされています。それよりも高い気温のなかで、栽培されているのに驚きました。

トマトの試験圃場を案内していただきました

トマトの試験圃場を案内していただきました

 

圃場では、トマトやワインブドウ、ピーマン、ピスタチオ、アーモンド、プルーンなど、様々な作物で、スキーポンの効果を見る試験が取り組まれていました。昨年ごろから日本国内で果樹にスキーポンを与えたところ、良好な結果が相次いだことから、米国の果樹市場にも参入しようという試みが始まり、試験作物の対象も、それまでのトマトから、さらに増えてきています。

トマトの作付け機を見せてもらいました

トマトの作付け機を見せてもらいました

印象的だったのは、試験委託企業が取り組んでいる、ピーマンの実証試験の圃場でした。5月の初旬、ピーマンの苗にスキーポンを灌注処理して植えた圃場では、1株につく花の数が、通常栽培の圃場のピーマンより多いことが確認できました。茎の伸びがいい状態を示しているので、初期の栽培としては順調だと思っています。

また、現地の方々に、日頃の研究で分かったことなどを共有させていただく機会もありました。ラボで実施したブドウの試験が良好だったことに関心を持ってくださり、質問もたくさんいただくことができました。

ワインで知られるナパバレーのブドウ農家の方々に、ラボの取り組みを紹介させていただきました

ワインで知られるナパバレーのブドウ農家の方々に、ラボの取り組みを紹介させていただきました

普段は、研究員としてラボにいることが多いのですが、ラボの整備された環境ではなく、実際の栽培では、天候や土壌など、様々に条件が変わる中で、スキーポンを与えた作物がどのように育つのか、それを今回直に見ることができました。今回の出張で見たことを、実験のデザインなどに反映できたらと考えています。

トマト生産で世界トップクラスの生産を誇るカリフォルニア州は、トマト栽培の栽培の最先端の地でもあります

トマト生産で世界トップクラスの生産を誇るカリフォルニア州は、トマト栽培の栽培の最先端の地でもあります