【ウガンダ訪問その4】首相、省庁、国会。ウガンダ政府関係者と協議

首相官邸が入る建物

 

4月19日、 Prime Minister Office(首相官邸)を訪問しました。ウガンダ政府閣僚、関係省庁の次官級らが集まる場で、スキーポンの作用や効能を説明し、ウガンダでの普及への理解を求めるのが目的です。

会の冒頭、Monica Musenero科学技術イノベーション相が、Robinah Nabbanja首相からアクプランタにあてたメッセージを代読しました。

メッセージの中で、首相は、スキーポンの商業化で、農業の生産性向上や食糧安全保障、農家所得の向上などへの期待を示すとともに、実現に必要な取り組みを挙げ「ウガンダ政府は、農民がこの製品を利用できるようにするための商業化計画を達成できるよう、引き続き皆様を支援することを誓いたいと思います」と表明しました。

(左上から時計回り)首相官邸での協議の様子/実証試験の内容を報告するIdd Ramathani NARO/NaCCRI研究員/Alfred Okot Okidi水・環境省事務次官/Musenero科学技術イノベーション相

 

金CEOがスキーポンの作用や効能について説明した後、政府側からは水質や土壌への影響、生分解可能性についての質問や、適用できる作物など、質問が相次ぎました。

そのあと、国会議事堂へ。議事が進行していましたが、議長がアクプランタのメンバーの名前を挙げ、1人ずつ紹介してくれました。

国会議事堂で紹介されるアクプランタのメンバーとKaahwa Tophace駐日ウガンダ共和国大使(右から2人目)。ライブ中継で配信されていました

 

後日、Robinah Nabbanja首相と直接お話しさせていただく機会もいただきました=下写真。

 

 

※今回のウガンダでの活動は、独立行政法人国際協力機構(JICA)の 「中小企業・SDGsビジネス支援事業」に「ウガンダ国干ばつでの植物生育を促進するバイオスティミュラントにかかるビジネス化実証事業」(2026年3月契約終了)が採択されたのを受けたものです。