【ウガンダ訪問その6】市場調査で見つけた「ライバル」

4月20日、農村視察のグループと別れ、市場調査のグループは首都カンパラのNakivubo Place Road沿いの市場に向かいました。農業資材を扱う店が多く集まっているエリアです。ここで、ウガンダで売られている肥料やバイオスティミュラントなどの製品を調査するのが目的です。

道路の両脇に小さな商店がひしめき、さらに奥に入る狭い路地もありました。家禽や家畜の飼料から作物栽培用の品まで様々な種類が売られていました。カウンター越しに店員と客が応対し、商品を購入するスタイルのようです。日本の昔の薬局のような印象でした。

(写真左上から時計回り)籠に入って売られている大量のヒヨコ/狭いボックスに商品が並べられています/Nakivubo Place Road沿いに軒を連ねる店舗/建物の中はさらに奥の店へとつながっています

 

まず、種子や肥料、農薬を一通り揃えている商店で話を聞きました。高温や干ばつ対策の農業資材は置いていないということでした。近くの大規模販売会社「osho」なら扱っているかもしれない、と教えてもらい、同社へ。ウガンダでの一般的な農業資材について教えてもらいました。

肥料のほかに「オーキシン」や「ジベレリン」といった植物ホルモン資材を多く取り扱っているそうです。スキーポンのような、バイオスティミュラント資材はありますか?と聞くと、「OSHOZYME」という商品を見せてくれました。「バイオオーガニックスティミュラント」と銘打ち、海藻由来の抽出液が主成分でした。スキーポンのように高温・乾燥対策に特化しているわけではありませんでしたが、「扱っているバイオスティミュラント資材はこれしかない」とのこと。

最初に話を聞いた店。どのお店も店先にカウンターを構え、商品はカウンターの奥の壁につけた棚に並んでいます

 

その後も何軒かお店を回りましたが、そもそも「バイオスティミュラント」という用語を知らない人も多く、「OSHOZYME」以外のバイオスティミュラントは見つけられませんでした。

市場をウロウロするうち、「Bukoola chemical」という看板が目に入りました。17日に訪問したNARO Holdingで教えてもらい、気になっていた大規模農業資材販売会社の名前です。
さっそく話を伺いました。

バイオスティミュラントは扱っていないとのことでしたが、高温・乾燥に特化した農業資材として「GREEN MIRACLE」を紹介してもらいました。

(写真左上から時計回り)たまたま見つけた「Bukoola」の看板/バイオスティミュラント資材「OSHOZYME」/高温・乾燥に特化した農業資材「GREEN MIRACLE」

 

1日だけの市場調査でしたが、似た効能を持つ製品は多くはなさそうでした。スキーポンが市場に参入する余地はありそうだ、と感じました。

 

※今回のウガンダでの活動は、独立行政法人国際協力機構(JICA)の 「中小企業・SDGsビジネス支援事業」に「ウガンダ国干ばつでの植物生育を促進するバイオスティミュラントにかかるビジネス化実証事業」(2026年3月契約終了)が採択されたのを受けたものです。